聞き飽きた音楽の新しい使い道
こんにちは!ノラフェンリルです。
今回は音楽も聞く場所やタイミングによって感覚が異なるということを
お話していきたいと思います。
同じ音楽を聴いていると、必ず飽きがきてしまいます。
しかし、同じ曲であっても飽きを感じずに聞くことができるとしたら
どうでしょうか?
でははじめていきます。
1.音楽を聴くタイミング
音楽を聴くときは、いろいろなケースが考えられます。
単純に音楽を聴いてリラックスしたいとき
勉強に集中したいとき
トレーニングをするとき
車の運転中に
朝のウォーキングをするとき
将棋の棋譜並べをしているとき(←私だけかも)
などなどいろいろなケースがあります。
そしてこれらのケースで同じ音楽を聴いたときに、同じ音楽であったとしてもその感覚が異なっているのです。
2.音楽には飽きがくる
音楽は何度も聞いているうちに飽きがきます。
これはたとえどんなに気に入った音楽であったとしても必ず飽きます。
そのため、私はいつも自分の好きな音楽を見つけるとうれしい反面少し残念な気持ちにもなってしまうのです。
「すごく良い曲だけど飽きが来るまでもって1ヶ月といったところだな…」
どんなに今が良くてもこの先飽きてしまうことが分っているために、とても残念に思ってしまうのです。
確かに世の中には評価の高い曲は多くありますが、
個人の感覚は人それぞれのため、その人にあうかどうかは未知数な部分です。
私はなかなか新しいお気に入りの曲を見つけるのが難儀するタイプのため、
気に入った曲に飽きがきてしまうのはとても大きな問題でした。
私が主に音楽を聴くのは筋トレをするときと、ジョギングをするときでした。
曲に飽きがきてしまうのは、トレーニングのモチベーションの低下につながってしまうため、新しい曲探しは欠かせません。
新しい曲を見つけては、飽きて、そしてまた新しい曲を探しにいくその繰り返しでした。
しかし、繰り返しの中で私は一つの発見をしたのです。
3.飽きた曲のリサイクル
結論からお話させていただくと、飽きた曲を飽きる前と同じように聞くことはできません。
ですが、違う感覚で聞くことはできるのです。
私がこれに気がついたのは、将棋で棋譜並べをしているときでした。
その棋譜の通りに駒を並べるとそのプロ棋士の試合を丸ごと再現することができるのです。
これを棋譜並べといいます。
その棋譜並べをするときに私は気晴らしに音楽を聴きながら棋譜を並べようと、
筋トレでさんざん聞いて聞き飽きた曲を流しました。
その曲は見つけた当初はとてもお気に入りの曲でしたが、
もうすでに何回も聞き飽きていて、新鮮味も何も残っていませんでした。
しかし、そのときは違いました。
確かに新鮮味も何もかも失われていましたが、
筋トレで聞いていたのときよりも明らかに集中力をその曲は与えてくれました。
試しに、他の飽きた曲も聴いてみましたが、やはり筋トレのときのような、
飽きてうんざりしたようなそんな感覚が消えていたのです。
実は同じ曲であったとしても、飽きた度合いというのは用途によって変わってきます。
筋トレという用途で聞き飽きたとしても、例えばウォーキングやジョギングではまだ使えるということです。
なぜならば、筋トレのときに使い尽くした曲だったとしても、
ウォーキングや、ジョギングといった別ジャンルにおいてはまったく使っていない、未使用の状態だからです。
たとえば、今回の私のケースで言えば、
筋トレ専用と自分の身体が認識していたBGMを、棋譜並べの際に用いることに身体が面白みを感じたのです。
もし、聞き飽きてしまったお気に入りの曲があれば、
ぜひいつもの違うことをしながら聞いてみてください。
もしかすると、その曲の新しい側面に出会えるかもしれません。
音楽×トレーニングはもちろんおすすめの組み合わせですが、
音楽×【 】には無限の可能性があります。
いつもの音楽の違った可能性を引き出しましょう。
きっと聞き飽きたその音楽にはまだ聞いたことのない部分が隠されているかもしれません。
おわりに
好きだった音楽を聞き飽きてしまうことは実に悲しいことです。
そして未練たらたらで聞いていた私もなかなかにしつこい男なのかもしれません。
しかし、しつこく聞いていたからこそ、今回聞き飽きた音楽に
新しい可能性を見つけることができました。
飽きることはさびしいですが、新しい曲との出会いのチャンスでもあります。
新しい曲との出会いがあるからこそ、今までの聞いてきた曲の素晴らしさが分かることもあります。
今までお世話になった曲に感謝をしながら、しっかりと新しい曲は探していきましょう。
それでは今回はこの辺で失礼いたします。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いできることを楽しみにしております。