脂質がテストステロンを増やす~テストステロンとオリーブオイル
こんにちは!ノラフェンリルです。
最近筋トレと栄養学について再び学び治しています。
というのも今までなんとなく良い感じの身体になれればな~
と考えていたボディデザインに本気で取り組んでみたいと考えたからです。
本気で身体を変えるとなれば筋肉の材料である栄養を調べる必要があります。
筋トレの栄養学について調べていると面白いことにテストステロンという話題が出てきました。
テストステロンと筋トレに深い関連性があるように、栄養とテストステロンにも同様のことを言うことができました。
中でも以外だったのは、テストステロンと脂質に深い関連性があったことです。
男性を成功者に導くと言われている勝利のホルモンであるテストステロンと
ダイエットの宿敵である嫌われ者の脂質
一見すれば人気者と嫌われ者であり、まったく関連性がないような両者にどんなつながりがあるのか。
今回はテストステロンと脂質の関連性について明らかにしていきたいと思います。
1.テストステロンの原料
男性に高い集中力と力強い筋肉、骨格を与えてくれる男性ホルモン
それがテストステロンです。
成功を収めた男性は軒並みテストステロン濃度が高いと言われており、
オリンピックなどのスポーツ大会においても、
テストステロンを高める薬品はドーピングとして禁止されています。
オリンピックでも禁止されるほどの力を与えてくれるテストステロンですが、
原料は意外ににも健康のイメージとはほど遠いコレステロールです。
コレステロールは脂質の一つ。
つまり、テストステロンから脂肪からつくられるということです。
ダイエットの嫌われものであり、有害なイメージが多い脂質ですが、
脂質が不足するとテストステロンの生成に影響がでます。
コレステロールが取れる食材には以下のようなものがあります。
- 卵
- ヒレ肉
- 乳製品
- レバー
- 魚卵 など
もちろん脂質・コレステロールの取り過ぎは周知の通りNGです。
しかし、どんな食材であっても食べ過ぎはNGになるもの。
コレステロールは敬遠しすぎず、適切に食べることが大切です。
ただし、卵や肉などを食べるときは一緒に野菜をしっかりとるなどして、
栄養バランスの帳尻は合わせるように気を配りましょう。
2.脂質から生まれて脂質を燃やす
脂質を原料に生成されるテストステロンですが、
身体のエネルギー消費量を高めて、体脂肪の蓄積を防ぎ、内臓脂肪を減らす効果もあります。
またテストステロンそのものが脂質を原料にして生成されるため、
脂質を減らし、メタボリックシンドロームを予防する効果もあります。
テストステロン値を上げる手法の一つに、オナ禁というものがあります。
オナ禁はオナニーを禁止するという意味です。
テストステロンの95%は睾丸で生成されるため、オナニーによって
大量のテストステロンを男性は失うことになります。
そのオナニーを禁止することで男性はテストステロンを失うことなく、体内で利活用できるようになります。
オナ禁には様々な効果があることが実体験者から日々報告が上げられていますが、
その効果の中に痩せる、体脂肪が下がるといういうものがあります。
オナ禁は、一般的に今までオナニーをすることで発散していたストレスを別の方法で発散する必要がでてくるため、
オナ禁×筋トレなど、何か運動やスポーツを併用するケースがほとんどです。
そのため、オナ禁効果でいうところの痩せる、体脂肪率が減るというのは
オナ禁そのものの効果ではなく、併用している運動で身体を動かしているからではないかとも考えられてきました。
私自身、オナ禁に筋トレを併用しているため、オナ禁の効果ではなく筋トレによって
体脂肪率が上がるのが抑えられているとはじめは考えていました。
しかし、現在本気で筋肉をつけるためになりふり構わずご飯をひたすら食べる毎日を送る中でこの考えは変わっていきました。
私は以前不摂生な生活を送っており、その際に体重が90キロ近くあり立派なデブでした。
その時はとにかくお腹がでっぷり出ていて、とんでもなく内臓脂肪がついていました。
食べれば食べた分だけどんどん脂肪がついていくという感じです。
そしてダイエットをして、痩せてから今度は筋肉をつけるために体重を増やすことになりました。
当時と状況は違えど、体重を増やすのですから、筋肉と一緒に脂肪がついていくのはどうしても避けられません。
しかし、オナ禁をしながら、ガッツリ食べてしまったとしても脂肪の付き方が前と比べて非常に緩やかなのです。
確かに、脂肪はつきます。
これは仕方ないのですが、本当につきにくい。
いくら思いっきり食べてしまってもすぐに体型がぶよぶよに崩れるということがなくなりました。
この経験から私はオナ禁による体脂肪率減少効果を現在は支持しています。
根拠は上で紹介させていただいたテストステロンに他なりません。
脂肪から生まれて、脂肪を燃やすもの。
テストステロンは男性だけに許されたホルモン。
※女性も僅かですが卵巣でつくられます。
テストステロンを利用した新たなダイエット手法。
オナ禁が男性ダイエットの救世主になり得るのではないかと私は考えており、
これからも研究し、その成果を皆さんに報告したいと考えております。
3.脂質とホルモンの関係
前述したとおり、脂質はテストステロンの材料であり、
テストステロンをはじめとした、ホルモンや細胞膜の材料になっています。
そのため、いくら脂肪を減らしたいからといってまったく取らないわけにはいきません。
加えて、脂質の摂取量を減らした低脂肪食をとり続けることによってテストステロンの分泌量が減少したという研究報告も多数上げられています。
トレーニーを対象にした、脂質摂取量とテストステロンとの関係について調べた研究
報告もあります。
1997年Volekらは筋トレを習慣的に行っている20代男性を対象に、
16日間の食事記録から算出された栄養素摂取量と、
筋トレ開始前の血中テストステロン濃度を調べたところ、
脂質の摂取量とテストステロン濃度の間に有意な生の相関が見られました。
ただし、各脂肪酸の摂取量も算出し、脂肪酸の種類ごとに検討した結果、
飽和脂肪酸および一価不飽和脂肪酸の摂取量とテストステロン濃度との間には
有意な正の相関が観察されました。
飽和脂肪酸というのはバターや牛脂などの私達がイメージする一般的に身体に良くないとされる脂質です。
取り過ぎると悪玉コレステロールが増えます。
一価不飽和脂肪酸というのは、オリーブオイルやキャノーラ油などが該当し、悪玉コレステロールを減らす作用があるものです。
しかし、本当に残念なことに…
飽和脂肪酸摂取量に対する多価不飽和脂肪酸接収量の間には、有意な負の相関が観察されました。
多価不飽和脂肪酸にはn-3系とn-6系の二つがあるのですが、
n-6系はごま油などが該当します。
どちらも脂質としては良質であるのですが、本当に残念なことに
テストステロンとは相性が良くないようです。
魚の脂には中性脂肪を減少させる効果があるため、テストステロンの原料となる飽和脂肪酸を減らしてしまうのが要因なのかもしれません。
テストステロンというのはとことん原料が悪い脂質で出来ているようです(笑)
冗談はおいといて、以上の事から分るのは2つ。
- 脂質を取る量を増やせばテストステロンが増える
- 摂取する脂質の内容によってもテストステロン濃度に影響を及ぼす
よってテストステロンを増やすのにおいて有効なのは、一価不飽和脂肪酸(オリーブオイルなど)と飽和脂肪酸(バターなど)となります。
飽和脂肪酸は悪玉コレステロールを増やすなど身体へのダメージが懸念されるため、
テストステロンを増やすことを目的とするならば、オリーブオイルを選択するのが一番という結論に至ります。
どっかの筋トレ社長もやたらオリーブオイルを推していましたが、
おそらく、テストステロンを増やすのに有効だということを話さないだけで知っているのでしょう。
最近魚の脂肪に可能性を感じていた私としては個人的に残念なリサーチ結果となりましたが(笑)
しゃーないので切り替えてオリーブオイルを買いに行きたいと思います。
しかし、オリーブオイルとて摂取の効果に関係無く、高カロリーな脂質であることには変わりありません。
過剰摂取にはくれぐれも気をつけましょう。
おわりに
「ぼくはここでオリーブオイル!」
なんてモコミチがよくキッチンでやってるのを白い目で見ていました。
オリーブオイルとかかっこつけやんけw
なんて思っていましたが、やつの偏見のせいでオリーブオイルの素晴らしさに
気付くのに遅れをとってしましました(おのれ…!)
テストステロンは目に見えない以上男性ならどんな手段を使っても増やしたいところです。
脂質は普段は嫌われものですが、テストステロンとは深い関係性があり
十分に利用価値があります。
どんな手段を使ってでもテストステロンを荒稼ぎし、理想の男性
理想のボディを目指して一緒にテス活※頑張ってっていきましょう!
※テス活…テストステロンを増やす活動
ということで今回はこの辺で失礼いたします。
最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。
再見!