コンプレックスは最強のエネルギー!できないからこそできたこと
こんにちは!ノラフェンリルです。
今日はコンプレックスってすごく強いエネルギーが
宿っているということをテーマにお話したいと思います。
コンプレックスと聞くと多くの方は目をつむりたくなるような
嫌なイメージを持たれるかもしれません。
もちろん私も嫌です(笑)
なくなればいいと思ったことなんて数えきれません。
ですが、このコンプレックスって上手く利用すれば
すごく自分を突き動かしてくれることがあります。
では早速始めて行きましょう。
1.人には人のコンプレックス
人にはそれぞれ自分の弱点や、その弱点によって嫌な思いをしてきたことが沢山あります。
体型や、人付き合い、身長、性格いろいろあるかと思います。
私の場合はとにかく性格が致命的でした。
とにかく人付き合いが嫌いで黙々と一人で何かに取り組むことが好きだったので、
小学校の頃は「総合」という科目がとにかく嫌いでした。
「総合」はみんなで集まって班をつくり、調べごとをして、
最終的には班ごとに発表をするというものでしたが、
私はみんなで集まってどんなものを調べるのかを決めるのも苦痛でした。
というのも私は特に調べたいものがないから、誰かが意見を出したものに従うというタイプではなく、
自分が調べたいものを持っていたタイプの人間だったからです。
自分がやりたいことを持ってるのであれば、その意見を班員に提示して、
なぜそれをやりたいのかを班員に認めてもらう必要があります。
そして、人付き合いが大嫌いな私は、みんなの前で発表することなぞ大嫌いだったのです(笑)
なので自分の意見を上手く言えず、結局は誰かの意見に従うか、
誰とも班を組まずに自分のやりたいことを自分一人でのびのびとやるかの
二つしか選択肢がありませんでした。
なので私の場合のコンプレックスの内容は以下の通りです。
☆人付き合いが嫌いコンプレックス
- 誰かの意見に従って、自分の意見を我慢する
- 誰とも班を組まず自分の興味に従って生きる
はじめのうちこそ、クラス内での体裁を気にして、1番の生き方を採用していましたが、
次第にめんどくさくなって、2番で生きるようになりました(笑)
こんな感じだったので、クラス内でいじめられたこともありましたし、
いきにくいなあ…と常に感じることもありました。
大人になったら治らないかなぁ…と期待することもありましたが、
残念ながらこれは生まれつきのようで
年齢とともに動向なるものではありません(笑)
しかし、このコンプレックスがあったからこそできたことも沢山あるのです。
2.人はプラスの感情では動かない
人が何かをやりたいと思う理由には二つあります。
第一に、何かをやりたいというプラスの感情です。
「何か面白いことをしたい」「どこか楽しい所に行きたい」といった、
旅行や娯楽など自分のライフスタイルを豊かにするものをしたいと思う事です。
もう一つは、嫌なことから逃れたいというマイナスの感情です。
例えば太っているから、ダイエットしてスリムな体型になりたい
女の子にモテなくて辛いから、モテる男になりたい
本業の給料が安すぎるから、何か副業で稼ぎたいといったような
満足できていない現状をなんとか改善したいというのが動機付けになります。
このプラスの感情とマイナスの感情のどちらが強いエネルギーを持っているかと言うと
圧倒的にマイナスの感情の方が強いエネルギーを持っています。
なぜならば、やりたいという欲求よりも
現状に満足していない状況を改善しなければならないというマイナス感情の方が
優先順位が高いから。
単刀直入にいうと、切羽詰まっているからです。
例えば、あなたが痩せたいな~。と思っていたとして、
別にそこまで現状に不満をもっていなかったとしたらどうでしょうか?
別に今の体型でも不満はないけど、できればもう少し細くなりたい。
というプラスの感情です。
切羽詰まってはいませんよね。
つまり、プラスの感情では緊急性や優先順位が低く、
人が行動しようとするには、エネルギーが弱すぎるんです。
しかし、マイナスの感情の元となる、コンプレックスは
他の誰かに相談するのがとても難しい性質を持っているため、
どんどん自分の中に抱え込んでため込んでしまうという性質があります。
逆に言えば、エネルギーをため込むのが容易にできるとも言えるでしょう。
マイナスのエネルギーはどんどん大きく強くなっていき、
使い方を間違えれば、自分の精神をどんどん蝕んで壊していきます。
つまり、マイナス感情によるエネルギーは、
貯めるの簡単であり、使いこなすことができれば、大きく自分を変えることができる可能性があるのです。
3.嫌すぎるから始まる莫大なエネルギー
私はとにかく人付き合いが大嫌いで、鬱憤という名のマイナスエネルギーを貯め込んでいました。
そして、人付き合いにおいてある悩みを抱えていました。
それは体型が細すぎて、よく人に弱々しいというイメージを持たれてしまう事です。
以前にダイエットをして62キロになることができた私ですが、
今度は177㎝、62キロの体型だと細すぎるというマイナスイメージがついてきてしまったのです。
人付き合いはもちろん大嫌いですが、人から舐められるのも大嫌いだった私は
奮起して、今度は筋肉を増やすバルクアップに取り組みました。
人付き合いのストレスという莫大な燃料をもとに、筋トレに取り組んだのです。
馬鹿にした連中を見返す!!
ただそれだけのために、私は強くなりました。
62キロだった体重は3ヶ月で75キロに上がり、
60キロだったベンチプレスは100キロが上がるようになりました。
このようにマイナスの動機付けというのはプラスの感情にはないほど恐ろしい力を時として発揮することがあります。
ただなんとなく、こうなったらいいなぁと思ってるだけでは人は動くことが出来ません。
やらなければならない!
絶対なってやる!!
という強力な動機付けが必要になります。
マイナス感情というのは必ず、自分がそれを抱くようになった
強力なきっかけがあります。
それは思い出したくもないし、見たくもないものカモしれません。
そこに貯めこんでしまったものの中にはもしかすると
あなたを変えてしまうような強力なエネルギーが眠っているカモしれません。
もし、あなたが本気で自分を変えたいと願うのであれば、
利用できるものは何でも利用する勇気をもって
マイナスのエネルギーという強大な力を利用していきましょう!
では今回はこの辺で失礼いたします。
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。
また次の記事でお会いできるのを楽しみにしております。