筋トレだけでは不十分?これから筋トレでは補えない、筋トレの秘訣
こんにちはノラフェンリルです。
今回は私が筋トレをやってきた中で不足に感じたことについてがテーマです。
私は筋トレで身体を鍛えることが好きですが、
同時に身体能力を向上させることについて研究をしています。
筋トレによりいかに筋力を向上させてもそれだけではスポーツや競技面
それだけではなく、日常生活を送る上でもまだまだ身体の能力を引き出すことが
できるとは言えません。
今日は筋トレを7年間継続させてきた私が筋トレだけで補うことができなかった身体機能についてお話ししたいとおもいます。
1.身体の堅さと姿
私は小さい頃から身体が堅いことで難儀な思いをしてきました。
身体が堅いと姿勢が悪くなります。
なぜ身体が堅いと姿勢が悪くなるかと言えば、
正しい姿勢を維持することが難しいためです。
身体が堅い人はその堅さによって本来の正しい姿勢とは別の向きに曲がるように身体に力がかかっています。
例えば、床に座った姿勢で足の指先に手を付けようとするストレッチがありますが、
身体(この場合は腰が堅い場合)が堅いと前に腕を伸ばすどころか後ろに引っ張られる力の方が強くなり、
座っている姿勢を維持するだけで精一杯という状態になってしまいます。
そのため、身体の堅い人はまず姿勢を維持するだけでも、不利な状況を抱えてしまうのです。
姿勢が悪く、猫背のような姿勢になってしまえば、肩や背中がこってきます。
その結果、たとえ筋トレで健康的に運動をする習慣があったとしても、
姿勢が悪く、万年肩や背中が痛いという状況になりかねないのです。
筋トレを継続させていたとしてもこの身体の堅さの改善には効果を発揮しませんでした。
むしろ身体が堅いまま筋肉を付けてしまうと、より堅さが凝り固まってしまうこともあるそうです。
筋トレによってせっかく力が強くなったのですから、その力を万全に発揮できるように今度は身体の健康につなげていくようにトレーニングをデザインする必要があるのでしょう。
2.運動神経
続いて運動神経です。
筋トレで鍛えることができるのはあくまでも筋力と
身体の体型の改善です。
たとえ、力があっても運動神経が良くなるわけではありません。
むしろ筋トレは単純な動作を繰り返し行う運動であるため、
運動神経とは全くの正反対にある運動になります。
筋トレとは運動神経をまったく必要としない運動なのです。
そのため、どんな人にも取り組みやすいというのが筋トレの利点でもあるのですが、
せっかく頑張って筋トレをするのですから、運動能力につなげて生きたいというのが
本音のところです。
せっかく重いものを持ち上げることができるほどの力を得ているのですから、
それを生かしたいと考えるのは当然。
そして、別に筋トレが運動にまったく役に立たないわけはありません。
要するに鍛えた身体をスポーツに対応できるように適応させて行けば良いのです。
そしてここでもネックになってくるのはやはり、身体の堅さなのです。
身体が柔軟に動かすことができればできるほど、どんなスポーツでも動きが柔軟になってきます。
筋トレでせっかくつけた力を振るうために必要なもの
筋トレで鍛えた身体を維持管理していくのに必要なもの
それが身体の柔軟性なのです。
3.筋力vs身体の柔軟性
私が筋トレを励んできた理由は、実は身体の柔軟性にありました。
圧倒的に身体が堅く、運動神経に恵まれなかった私は
運動神経を、単純な力の強さでカバーしようとしたのです。
しかし、結論から言えばこの考え方は大変よろしくないものでした。
身体の柔軟性がないデメリットの方が、力があることよりも大きかったのです。
以下身体の柔軟性がないことによるデメリット一覧になります。
- 身体が堅い動きしかできずスポーツができない
- 正しい姿勢が維持できず、椅子に座ると猫背になる
- 一年中肩がこって、背中が痛い
- 血行が悪くなりどこか身体がだるくなる
- 筋トレをやる上でも正しいフォームをとることができない
- スポーツに限らず何をやるにしても動きが堅い
- 血行が悪いことに関係しているのかなぜか考え方も堅い気がする
などなど上げればきりがありません。
もし、肩こり等の身体の不調を改善するために運動を始められるのであれば、
筋トレだけでなく、身体の柔軟性に注目して
鍛えていく方が健康面において近道であり、
身体の柔軟性を高めることが筋トレのフォームを向上させ、
筋トレの効果を上げていくことにつながっていきます。
なので、これから筋トレをはじめる方は、
必ずヨガ等の柔軟トレーニングを一緒に行うことをおすすめします。
柔軟性がなければ理想の体型にたどり着いたとしても、健康で機能的なしなやかな身体を手に入れることはできません。
筋トレは40分以上やると逆に筋力が落ちて逆効果になる代物のため、何時間もだらだら続けるようなものではありません。
そのため、最初のうちはダンベルだけ使って、ベンチプレス、デッドリフト、スクワットの3つを鏡でも見ながらやっていただければそれだけで十分どころか完璧です。
3つの種目を10回×3セットやっていればだいたい40分くらいになるでしょうから、これだけで筋トレのプランは完成します。
筋トレの後にYouTubeで動画を見ながらヨガをして柔軟性を強化していけば、
筋肉の見てくれだけではない、本当に機能的な身体に最速で近づいていくことができるでしょう。
おわりに
私はずっと身体が堅いことで苦労をしてきて、
それを補うために筋トレをしてきました。
しかし、この二つは実に相性が良いものなのです。
力があるからこそ、身体は動くし
身体が柔らかいからこそ存分に力を発揮できます。
ぜひ二つを組み合わせてトレーニングすることで
身体の本当の機能を呼び覚ましてみてください!
それでは今回はこの辺で失礼いたします。
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。
また次の記事でお会いできることを楽しみにしております。