筋トレですべてが報われる?筋トレ社長の筋肉哲学

こんにちは!ノラフェンリルです。

 

みなさんは筋トレ社長をご存じでしょうか。Twitterのフォロワー数が70万人を越え、筋トレで人生がかわると主張されているTeststeroneさんという方です。

 

私も筋トレをずっと続けていた者としてこの方の本はすべて読ませていただきました。今日はTeststeronさんの筋トレ哲学の紹介をしていきたいと思います。

 

 

 

1.そもそもTeststeronとは何者なのか?


 Teststeroneさんは現在アジアのとある企業で社長として働いているという紹介のみで顔等は明かされていません。

 

しかし、筋トレに対する独自の考え方や視点が多くの指示をあつめており、筋トレにとどまらずダイエットに関する自身のサイトも運営されています。

 

Teststeroneさんのダイエットサイト

https://dietgenius.jp/

 

Twitterでの影響力が高く、いちどのツイートであっという間に1万いいねを集めるなど、情報発信力もあります。

 

 

2.筋トレは最強のソリューションである


そんな彼の最初の著書が「筋トレは最強のソリューションである」というビジネス書です。

 

この本は筋トレのやり方や種目を紹介するようなハウツー本では有りません。

 

筋トレをすれば人生が変わるということをコンセプトにかかれている、筋トレの哲学書です。

 

内容は筋トレをすればモテる、自分に自信がつく等の自己啓発的な内容となっています。

 

どの著書でも共通して主張していることは一つ。

 

筋トレをしていれば、人生上手くいく

 

というものです。

 

自分が嫌い、自信がない等の悩みは私たちにとって常につきまとうような嫌な悩みです。ですが、その解決策を筋トレをするという至極単純な方法で解決できると唱っているのがこの本の最大の魅力となっています。


 
3.teststeronさんを変えた筋トレ


 teststeronさんは筋トレが人生を変える力があると説いており、その一例として自身の幼少期の話をよくされています。


 彼は幼少期は立派な肥満児※であり、勉強も運動も全くできなかったと言っており、そんな自分を変えてくれたのが筋トレとの出会いであったと力説しています。

 

 筋トレと出会ったことで、体調管理を覚え、筋トレをとおして、食生活も自然と改善していったと彼は主張します。

 

※厳密に言えば、太りやすい体型というのは食べたも食品を身体の成長に反映させやすいという利点でもあるため、筋肉を成長させる上では、弱点というよりもむしろ強みです。

 


4.筋トレは身体を変える


 実際にこれはあり得る話です。

まず、筋トレをする目的は、人によってはいろいろ意見はあるでしょうけれども、単刀直入に言えば、筋肉を大きくすることです。

 

 やせやすい身体、引き締まった身体を美容の為に手に入れたい。
 だから、別に筋肉を大きくして、マッチョになることが目的ではない!


 このような意見をお持ちの女性もいらっしゃるかもしれませんが、引き締まった身体というのは、脂肪が少なく、身体のラインにむくみのない身体のことをいいます。

 

 脂肪をもっとも効率的に燃やすためには、筋肉を増やして身体の代謝をあげるのがもっとも効率のよいやり方となります。

 

単純な運動によるエネルギーの消費量よりも、筋肉を維持するためかかるエネルギーの方が断然多くかかるのです。

 

 そもそも人間の身体を維持管理するだけでもかなり莫大なエネルギーがかかるのです。心臓や肝臓、脳を動かす為に、私たちの身体は常にエネルギーを使い続けています。

 

 しかし、心臓や肝臓のエネルギー消費量はがんばってもあげることができません。では私たちががんばってあげることができる身体の維持管理費はどこなんでしょうか?


それが筋肉です。


 しかも、筋肉は2~3ヶ月と比較的に早いスパンで成長してくれます。骨などだと古くなった骨が新しい骨に入れ替わるのにだいたい6年くらいかかると言われており、それに比べれば、筋肉は比較的に変えることがたやすい部位なのです。

 

「人は努力すれば変わることができる」とよく言われますが、これは有る意味正しいと私は思います。

 

確かに内面とか考え方とかはそう簡単に変わることはないかもしれませんが、筋肉は2~3ヶ月あれば変えることができます。

 

筋肉が変わるということは見た目がかわるということ。
つまり、見た目に限ったことを言えば、2~3ヶ月あれば人は変わることができるのです。

 

 


5.筋肉が変われば、性格が変わる?


 強い肉体を手に入れれば、メンタルも強くなる。メンタルが強くなれば、自信がつく、自信がつけばモテるようになるというのがteststeronの筋肉哲学です。

 

この理論は一見筋が通っているように見えますが実際のところはどうなのでしょうか。
 
 私はこの哲学を信じて実践をしてみましたが、思ったような効果が得られたかと言えばそうではありませんでした。この一見完璧に見える理論にどこに例外が含まれていたのかを私の経験を元にお話しします。

 

 私はベンチプレスを140キロ持ち上げることができます。そのため、少なくとも通常の一般男性に比べればそれなりのガタイをしています。

 

 筋肉哲学にあてはめてみましょう。強い肉体があれば、メンタルも強くなるでしたね。すでにここで重大なエラーが生じているのです。

 


6.現代社会における強さとは


 現代社会における強さというのは、何でしょうか?筋肉がもりもりで腕力が強い人でしょうか?そうではありませんよね。

 

 現代社会における強者とはコミュニケーション能力が高い人です。

 

 コミュニケーション能力が高ければ、職場等で頭角を現すことができ、その結果自分に自信をつけることができるのです。


 学生のスクールカーストなどがいい例です。上位にいるのは例外なく、コミュニケーション能力が高い人であり、運動ができるなどというのは二の次三の次、一番必要とされる能力はコミュニケーション能力なのです。

 

 当たり前ですが筋トレでコミュニケーション能力を高めることはできません。

 

 もし、彼女や恋人がほしいというのであれば、スポーツジムに籠もってとれーにんぐを行うのではなく、女性と交流のできる場所に赴いて積極的に話す練習をした方がいいでしょう。

 

 私も昔からコミュニケーションが苦手でした。そして今ももちろん苦手です(笑)

 今日も飲み会から逃げるように帰ってきてしまいましたし、そしていつもなぜこんなに上手くいかないのだろうと悩みを抱えてきました。

 

 そんな私にとってTeststeroneさんの筋トレ哲学はとても魅力的に映りました。

 

筋トレをすれば自分に自信が持てる。本当にそうなのだろうかと躍起になって筋トレをやりました。そして分かったことは一つ。

 

まず、筋トレをやってもコミュニケーション能力は向上しません。

なので飲み会が苦手という気持ちに変わりもありません。

 

これでは何の解決にもなっていない気がしますが、一つ気づいたことがあります。

それは自分は自分と胸張って開き直って生きる気持ちになれたと言うことです。

 

 

7.それでも胸張って生きろ!

たとえ筋トレをしてもコミュニケーション強者になることはできませんでした。

 

私は飲み会は本当に嫌いです。いつも楽しく話をすることができない自分にいらいらしてしまい、家に帰ってから本当に後悔ばかりがよぎってしまいます。

 

考えただけでも吐きそうになります。

 

ですが、それは周りの人間を気にしてしまうからです。

 

私が飲み会を嫌いな一番の理由は自分がこの場に必要とされていないと感じさせられることです。

 

周りは輪になって楽しそうに話しているのに、私はひとりぼっちで特に誰も話しに来てもくれない。かといって自分から話しかける勇気もないし、話しかけたとしても大して面白くないような話しかすることがない。

 

とにかく飲み会はコミュニケーションの場なので周りの人間を気にしなければならない

場所なんです。

 

そして、困ったことにそういうことが大嫌いな人種は必ずいるんですよ(笑)

 

自分特有の独特の価値観があって他人に合わせることができないそんな人も確かにいるんです。私ももちろんその一人です。

 

そういう人は飲み会等にいくと自分の無力感にうちひしがれて、自分は無価値な人間だと思い知らされます。

 

でも、それはあくまでも飲み会という狭い世界の中でのお話です。

 

あなたが最も大切にする価値観は職場の飲み会の世界でしょうか?

 

違いますよね。

 

Teststeroneこと、筋トレ社長はとある名言(迷言?)を残されています。

 

人は裏切るけど、ダンベルは裏切らない。

 

この言葉には筋トレ社長の考え方がにじみ出ています。

人間関係は嫌い。だけど、俺は自分の価値観の軸である筋トレを貫き通す!!そんな叫びが聞こえてきそうですね。

 

そして社長のTwitterをみると、自分らしく生きろ!他人の言うことにかまう必要はない、自分の考えを貫け!となんとも自分を好きにさせてくれるような言葉がちりばめられています。

 

筋トレが自信につながる理由は、現代社会における強さのバロメーターである

コミュニケーション能力を与えてくれることではありません。

 

筋トレというぶれない自分の価値観を作ることにより、ありのままの自分を肯定する勇気を与えてくれることなのです。

 

もちろん筋トレをすればドーパミン等の気分を高揚させるホルモンが出るというのもあるのでしょうけれども、一番の考え方はここにつきます。

 

誰にも批判させることを許さない、自分がつくった唯一絶対の価値観。

 

揺るがない信念。

 

その根幹をなすものとして筋トレこそがふさわしいと筋トレ社長は心に決めているのでしょう。

 

そして私もこの文章つくっているうちに昨日の飲み会の暗い気分がだいぶん晴れました。

自分の文章に励まされましたよ(笑)

自分の文章は自分から出たものではありますが、自分からでた時点で自分にも影響を与えることができるもの変容するのかもしれません。

 

それでは最後にこの記事の要点をまとめて終わりにしたいと思います。

 

☆ポイント

  1. 筋肉を変えれば体型が変る
  2. 筋肉は2~3ヶ月の比較的短期間で変る
  3. 筋トレでコミュニケーション能力は得られない
  4. 筋トレはあなたに揺るがない価値観を与える
  5. 自分の価値観があれば、強く生きることができる

 

 

おわりに

 

生きていくことって本当に難しいですね(笑)

特に飲ニケーション。本当にこの悪臭は滅んでくれねぇですかね(笑)

いろいろなことがある中で周りの人はあなたのことをたいしたことが無いやつだと言うこともあるか、または直接言わなくても態度がそうなっているようなこともあるでしょう。

 

たとえそうでも、自分の人生は自分だけのものです。

 

他人が自分をどう思っているか、思われているかをびくびくしながら生きるのなんて、つまらないじゃないですか。

 

筋トレ社長の筋トレ哲学はその点とてもすがすがしいほどに、軸がまっすぐにどっしりと構えられています。

私も含め、そのアホらしくなってしまうほどの筋トレに対する考えを聞いているとまるで私の悩みがとんでもなく小さいことのように感じられてしまいます。

 

どうか一度悩んでしまった時はぜひ読んでみてください。

そのすがすがしいまでのまっすぐさがきっとあなたの心の清涼剤となってくれるでしょう。

 

信じろ!!筋トレこそが最強だ!!

 

 

筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法

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ここまで読んでいただきありがとうございました。

今回はこの辺で失礼いたします。