スポーツジム、お客さんの知らないジムの裏側
こんにちは!ノラフェンリルです。
皆様はゴールデンウィークはいかがお過ごしでしょうか。
私は行き場もお金がないので今日もスポーツジムに籠もってきました(笑)
早速今日もジムでいろいろやってきたので記事書いていきたいと思います。
今日はエアロバイクのレッスンをやって来ました。そのレッスンでは心拍計が配布されて、リアルタイムで自分の心拍数を把握することができます。なので、レッスン参加者はインストラクターも含めて、心拍数を競い合うことができ、レッスンの醍醐味となっています。
そこで今日はインストラクターに本気で勝ちにいったのですが、見事に破れてしまいました(笑)。やっぱり本職は強いですね。
今回はそんなインストラクターさんを含めたジムの運営の裏側についてスポットを当てていきたいと思います。
- そもそもインストラクターとは?
- 1.ジムスタッフの雇用形態
- 2.スタッフの言葉から読み取れる裏事情
- 3.気になったのでもう少し調べてみた
- 4.インストラクターもアルバイト
- 5.パーソナルトレーナーは教えない
- ◎まとめ
そもそもインストラクターとは?
スポーツジムにおけるインストラクターとは、顧客のトレーニングに対して技術的なアドバイスをしたり、トレーニングメニューを組んだり専用のレッスンを受け持つ専門スタッフです。予約等をする必要がありますが、現在の自分の目的に合わせてトレーニングの相談を行うこともできます。
1.ジムスタッフの雇用形態
私はセントラルスポーツに通い始めて9ヶ月になりますが、最初は謎だらけだったインストラクターという存在がだんだん分かってきたました。
なんどもジムに足を運び、レッスンを受けるうちにインストラクターや受付のスタッフさんとも顔なじみになり世間話によって細かなジムの内側のこと教えてくれるようになったのです。
私の通っているジムには30人のほどのスタッフさんがいます。店長一人にインストラクター19名、受付が10名といった体制で運営されています。
スタッフは受付に全員顔写真が掲示されているため、顔写真が掲示されている方は全員正社員で、他にバイトさんがいるのだと私は思っていました。しかし、実際には顔写真が掲示されているスタッフさんが全スタッフであり、そこにはアルバイトも入っていることが分かりました。
2.スタッフの言葉から読み取れる裏事情
受付の若い女の子に聞いたらすぐに分かりました。「私バイトなんですよ。ついこの間入ったばっかりなんです。」この言葉を聞いて私は少し引っかかったところがありました。
ついこないだ入ったばっかり。
これだけだとピンと来ないかもしれませんが、もう一つ証拠(?)があります。
仲の良いインストラクターさんと世間話をしていた時のことです。
インストラクター「ほらあの女の子(受付の子とは別の子)もつい先日入ったばかりなんですよ。」
短期間に人の出入りがよくあるバイトは何かしらの問題があるバイト先ということを私は大学時代のバイト先で学んでいたため、このつい先日入ったばかりという言葉を聞いてちょっと背筋に冷たいものが走りました。
私は大学生の頃100円ショップのダイソーでアルバイトをしていたのですが、まさにバイトは使い捨てという扱いでスタッフの入れ替わりは本当に激しいものがありました。
私はダイソーで1年間しかバイトをしていませんでしたが、なんと私が辞める頃には最初にいた先輩スタッフは全員すでに辞めていたのです。
私はレジ打しかしていなかったのでダイソーの黒い内側はよく分かりませんが、研修等でよくかり出されているのは目にしていたのと、上からのアルバイトに対する態度が最悪だったのは記憶しているので、自分の売り場等を持たされていたバイトさんたちはよほど酷い待遇だったことは想像に難くありません。
自分がいつもお世話になっているスポーツジムについても裏側がそんな恐ろしいものだと思うとちょっとぞっとしました。
普段笑顔のスタッフさんたちが裏ではとんでもない状況で仕事をされているのかと思うとやるせない気持ちになります。
3.気になったのでもう少し調べてみた
雇用形態や給料についてもう少し調べてみました。すると面白い口コミが見つかりました。人で不足、業務量が過多、サービス残業が多い、接客対応によるトラブル、曜日固定シフト、休むためには必ず代行を立てなければならず休む1週間前から必死に代行探しをしなければならない。
すごい口コミだと思いますが、中でも私が気になったのは代行のシステムです。
休むためには必ず代行を立てなければならない
これは私の通っているジムでもよく見受けられことでした。それはインストラクターの受け持つレッスンについてです。
インストラクター自分のレッスンを受け持っているのですが、代行が行われる場合は前もって掲示板に張り出されます。
レッスンの日程はレッスンスケジュールによってすでに決まっているので、担当インストラクターが来れないとしてもレッスンそのものが変更になることはありません。
私はジムの運営側ではないのでありませんという言い方はちょっと違いますね。私がジムに通うなかではレッスン内容そのものが、例えば格闘技レッスンがエアロビクスレッスンに置き換わるといったようなことはありませんでした。
必ず代行者がスケジュール通りのレッスン内容を遂行していたのです。
当然ながら、インストラクターにもできるレッスンとできないレッスンがあります。これはインストラクターから直接お話を聞いたので確実です。
エアロバイクと筋トレがレッスンはできるけど、格闘技レッスンはできない人。
格闘技レッスンのみを受け持っている人。
長年いて、多くのレッスンを行うことができる人。など受け持っているレッスンはインストラクターによって本当に様々です。
しかし、どんな場合にも共通でいえることはこの代行システムは、休みを取る際に他の人に迷惑をかける仕組みのため休みが非常に取りづらいということです。
いつだったか、レッスン代行が急遽決まった際にインストラクターさんにずいぶん急な代行ですねと私が話したことがありました。すると「いやあ、本当に急に決まったんですよ(苦笑い)」と本当に困ったように苦笑いをされていました。
システム上たとえ体調不良であったとしても休めば迷惑がかかってしまうため、本当に大変な仕事なのだと改めて再確認できました。
4.インストラクターもアルバイト
これもつい最近知って驚いたことなのですが、レッスンも受け持っていて私がジムに入った際にジムを案内してくれたなじみのインストラクターさんがいるのですが彼がアルバイトであることが分かったのです。
話を聞いてみると彼は高校卒業後、大手企業に就職をし、その後自分のやりたいことを見つけたため退職し、現在は専門学校に通う傍らジムでインストラクターのアルバイトをやっているということでした。
本当にしっかりされている方でレッスンをこなしている姿からは正社員にしか見えなかったため本当に驚かされました。
他にもアルバイトかどうかは直接聞いていませんが、学校に通いながらレッスンを何個も受け持つインストラクターもいます。本当にすごい体力だと思います。
中にはまだレッスン受け持ちはじめたばかりで慣れない感じのインストラクターもいるのでインストラクターもピンキリなんだと改めて考えさせられました。
ちなみに慣れている方は例えばバイトであっても素晴らしい指導をされているので、バイトだから質が悪いと一概に言えるものではないことも最後に付け加えておきます。
5.パーソナルトレーナーは教えない
最後にパーソナルトレーナーについて簡単にお話ししたいと思います。パーソナルトレーナーとは、顧客が自分専用に雇うトレーニングに助言をしてくれるトレーナーです。多くの場合はインストラクターと兼務をされています。
彼らの特徴は、本当にトレーニングについて専門的な知識を有していると言うことです。アルバイトも含んでいるインストラクターとは段違いの専門的な知識を持っている、これがパーソナルトレーナーです。
正直私はパーソナルトレーナーに良い印象がありません。それは彼らはインストラクターとは違い、ジムのお客とは遠い存在であるためです。なぜなら、彼らにとってのお客とは、自分の雇い主であるクライアントであって、ジム会員とは関係が無いためです。
以前にパーソナルトレーナージム会員の隔たりを感じさせる出来事がありました。ジムにSさんというとても明るく挨拶をしてくれるインストラクターさんがおり、私はそんなSさんならトレーニングについて明るくアドバイスをしてくれると思い、相談を持ちかけました。
私「こんにちは!Sさん。私は身体が硬くてもっと柔軟性がほしいと考えているのですが、何かよいトレーニング方法はありませんか?」
S「そういうのは、続けるしかないですよ」
終了…
特にトレーニング方法やストレッチを教えてもらえるわけでもなく、この一言でばっさりと切られておしまいでした。
そして私は思い出したのです。
Sさんがパーソナルトレーナーでもあったことを
パーソナルトレーナーの指導料金は私のジムでは
30分で5,000円と私は相場は知りませんが、私の感覚では決して安くありません。
彼らにとってはトレーニング指導はまさに自分の商品なのです。だからトレーニング関連の話を振ると素っ気ない対応が返されます。
世間話とかをするにしても、トレーニング方面に話がもって行かれないようにいちいち気を使わなければならないため、私は正直このパーソナルトレーナーの連中は好きではありません。めんどくさいやつらだな…くらいの感覚を持っております。
◎まとめ
いかがだったでしょうか。私も最近になってスタッフさんと打ち解けてきたからこそ手に入れることができた情報であったため、今回の記事はかなり深ーいディープな内容になってしまったかのように思います。
最初は明るく楽しい場所に見えたジム。もちろんお客の目線ではそれは今も変っていません。しかし、働く側の目線となると大分見えるものが変ってきます。
だいぶん謎のベールがはがれてきたインストラクターの正体をこれからも探っていければ面白いのかなと個人的には考えている次第です。分かり次第また皆様にご報告いたします。
それでは今回はこの辺で失礼いたします。
ここのまで読んでいただきありがとうございました。
長かったゴールデンウィークも明日で最後です。皆様の一日が最高の一日となることを心から祈っております。