一国一城

こんにちは!

オナ禁王です。

 

今日は「一国一城」をテーマにお話をしていきたいと思います。

 

え?戦国時代かなんかですか?

 

いいえ違います。現代社会のお話です。

 

私はとある田舎で地方公務員をやっています。

現在は教育総務課という部署に所属しており、何をしているのかといえば、

小中学校の修繕をしたり、施設の維持管理を担当しています。

 

もう毎日のように修繕依頼が山のようにとどき、業務委託を業者に依頼したり、契約をしたりと、てんやわんやな生活を送っています。

 

そんななか先日小中学校の統廃合の関係で、校長先生と打ち合わせをすることがありました。

先輩の担当業務だったので、私は付き添いのような形でお邪魔したのですが、それはもう、校長先生は態度はでかいし、要望も多く、終始強気な姿勢を貫かれていたのです

 

これにはさすがに先輩もたじたじだったようで、打ち合わせが終わったあとは、

「いやあ、まさかあんなに強気にたくさん言われるとは思ってませんでした」と言ってました。

 

それに対して、うちの上司の主幹が言った言葉がなんとも味わい深かったんです。

 

主幹「そりゃあ、そうだよ(笑)一国一城の主だもの。教頭先生とかとは違うよ。

校長先生が言わずして誰が言うのさ。」

 

うちの主幹はとてもワイルドで面白い方で、野球で浅黒く焼けた肌に、とても低い声で明るく笑う、まさにかっこいい中年をそのまま表したような人です。

 

声は声優の大塚明夫のような低くってかっこいい感じで私もこんなナイスミドルになりたいといつも思っています。

 

そんな主幹からでたこの一言「一国一城の主」これはどういう意味なのでしょうか?

 

まず私が一番に思いつくのは一国一城というのはこの場合はこの校長先生の所属している「小学校」のことだと思いました。

そして「主」というのは校長という職務権威のことを表している。

つまり、その小学校という社会的縄張りの中で一番偉い人という意味ではないかと。

 

これが真意かどうかは主幹のみぞ知るところですが、もし本当だとすれば、

なんとも古くせーもんだなあと思いました。

 

別に主幹を悪く言いわけではないのですが、この現代社会においてもこのような身分の違いのようなものがあるってことがなんとも昔から変わり映えしてない点が古いと感覚的に思ったのです。

 

民間企業などにつとめているとまた違うのかもしれませんが、公務員ってこういう慣習的なところとかすごくあるんですね。

 

市だと三役というトップが3人存在しています。

それは市長、副市長、教育長の三人です。

 

そして教育総務課は教育委員会の傘下なので教育長の訓示とかが毎年あるそうです。

前の所属部署では一番上は部長だったので、このような訓示的なものはなかったのですが、上が三役だとめっきり雰囲気が変わることを今年になって学びました。

 

そしてこの記事の中で私が何を言いたいのかと言えば、今の部署になってから社会的な身分というものをいやという程目にしてしまったと言うことです。

 

今までは課長がトップで仕事が回っていたところでしたが、現在の部署では課のトップである課長が普通に小間使いにされているのが当たり前の環境です。

 

もちろん私はしがない下っ端小役人の一人にすぎないことは頭では理解していましたが、現実を見せつけられるとすごくつまんねー気持ちになりました。

 

こんな頭のはげ上がったおっさんどもの小間使いとして今後も生きていかなくちゃいけないのか?

自分のやりたいことも何か分からないまま…?

 

何かそんなこと考えると暗くなりますよね(笑)

 

何より面白くないので、変人の私からしたらそんな人生はNG判定です(笑)

 

なので私も自分のやりたいことを見つけて、自分だけの一国一城を築いてみたいと思いました。

 

ひとまず、今自分が取り組んでいることや興味のあることをまとめていくのが第一だと思います。

 

しかし、少し話が変わりますがブログって書いていると自分の考えがまとまりますよね

自分ってこんなこと考えてたんだ…って実際に文字にしてみると気づくことがいっぱいありました。

 

私の好きなアニメにFete/StayNightというアニメがあるのですが、主人公の台詞にこんな言葉があります。

 

「俺にできることはただ一つ、自分の心を形にすることだけだった」

 

これを初めて聞いたときは、「なんだよそんなこと誰にでもできることじゃんか…」とか思って拍子抜けしましたが、

 

今になって思えば、自分の気持ちや考えていることを言葉に変換するのってくそ難しいなとブログ書いて初めて思いました。

 

私は常に面白いことがないかを探すのが好きで常に「今日は何か面白いことないかなー」と探しています。

 

この私のつたない文章も、いつか多くの人との役にたち、面白いと言ってもらえるような記事が書けるようにこれからも努力していきたいと思います。

 

今回はこの辺で失礼いたします。

ここまでつきあっていただき本当にありがとうございました。