陰キャという病
こんにちは!オナ禁王です。
今回は陰キャというテーマでお話ししたいと思います。
私がオナ禁をはじめた理由の一つに陰キャを直すという目的もありました。
はじめに言っておきますが、陰キャなんてただの敗北者です。
私は学生時代を陰キャという病気のせいですべて棒に降りました。
具体的には、友達は少なく、学祭はすべて欠席、彼女なんてできるはずもない、部活も帰宅部、修学旅行等グループを作る行事では吐血の苦しみというまあよく聞く負け組な生活を学生時代の十数年を過ごしたわけです。
ろくなものではないので、陰キャになぞの誇りを持っている人以外は早く完治させましょう。
陰キャというのは、根暗な人という意味やカーストが低い人への蔑称として使われる言葉です。反対の意味には陽キャや、リア充が当てはまります。
陰キャになってしまう原因は様々なですが、私の場合は趣味が原因でした。
カードゲームです
しかも最終的には、1枚5,000円とかする紙くずを平気で買う、人間のゴミクズでした。
やり始めたのは小学生の頃。あの頃は、弱いカードで工夫して遊ぶというとてもかわいい遊び方でした。
本当にそこでやめておけば良かったのに…。
過去に戻れるのであれば、本当に心の底から言ってやりたい。
「その先は地獄だぞ…」と
中学生になって、周りがカードゲームを卒業していくなか、私は一人続けていました。
それどころか、私の周りには当然ですが、中学になってもカードゲームなんていう糞なものを卒業できない濃い陰キャがたくさんいました。ここがポイントです。
陰キャは磁石のように惹かれ合います。本当に気持ち悪いです。
カードゲームという陰キャ趣味が入り口となって、私は陰キャの世界へと脚を踏み入れてしまったのです。
カードゲームの世界にはインフレというものが存在します。
近年だとソーシャルゲームがはやっているのでそちらをプレイしている方にはわかりやすい用語かもしれません。
要は、消費者のカード購入やガチャの石購入を促すために、ゲーム業者側はより強いカードやキャラクターをどんどん出していくのです。
その結果、昔強かったカードはどんどん使えなくなっていき、ゲーム環境は新しい強いカードが支配していくので、難易度がどんどん難しくなっていきます。
ようは現状の刺激(難易度)では満足できないから、どんどん刺激を強くしていくわけです。これを病気と言わずになんというんでしょうか?
中学~高校にかけて私は使えるお小遣いも増え、カード業界側も使えるカードを安値でも手にはいるような調整をしたこともあって、私はどんどんカードにのめりこんで行きました。大会にでて、なんども優勝もしました。そして大会で勝つためにデッキの調整に何時間も時間を無駄に捨てました。
ですが、私のカード人生は高校の卒業とともに幕を下ろしました。
ふと高校の卒業という区切りの中で目が覚めたのです。
思えば、私の高校時代は、友達もおらず、部活も入らず、彼女もいない。
周りに、カード大会でいつも顔を合わせる太ったおっさんやお近づきにもなりたくないような陰キャだけ…。そして、その陰キャの一人に私もなってしまったことに。
そこには絶望しかありませんでした。
そして、高校卒業の3月に行われたカード大会で見事優勝を果たした私は、その日にすべてのカードを売り払って、カードゲームを引退しました。
皮肉なことにこれで私の陰キャ人生は終わりませんでした。
大学生ではソーシャルゲーム、そしてそのイベント
社会人では将棋、そして将棋大会
カタチは変われど、根っこは変わらないまま…。
「まるで、成長していない…」
ですが、オナ禁と出会ってやっと将棋を捨てることができました。
本当に、オナ禁から私の人生が動き出したと言えるかもしれません。
では今回はこのへんで失礼します。
読んでいただき本当にありがとうございました。